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SAIWAI design Blog

本と装丁、猫・鞄・藍染・ヨガ・芸術。旅とビオワインと日本酒

江之浦測候所が見学予約開始

現代美術家/写真家・杉本博司氏が手がけた「江之浦測候所」が小田原に完成し、見学予約開始とのこと。
正直どんなものか全くわからないが、杉本氏が改修を手掛けた熱海のMOA美術館と合わせ、そう遠くない時期に行きたい

江之浦測候所
http://www.odawara-af.com/ja/enoura/

朝日新聞デジタル:天と海の境にアート空間 小田原・江之浦測候所
http://www.asahi.com/articles/ASK6X2H6LK6XULOB002.html

 

どれも当たりで嬉しい。

最近まとめて手に取った本が、どれも当たりで嬉しい。

ソーシャルデザイン・アトラス』山崎亮
著者の名前をいろんな所でよく見聞きするので、何か一冊をと思って手に取る。コミュニティの再生のような内容かと思ったら、思ったより具体的な「物」の掲載が多く、またその「物」が社会的な意味付け無しでも単純に素敵なデザインなのが素晴らしい。

いまも、君を想う』川本三郎
「マイ・バック・ページ」からはじまった川本三郎ブーム。「旅先でビール」「東京暮らし」に続きこの本も。この本は亡くなった奥さんへの追想記。冒頭の捨て猫を拾うエピソードだけで猫好きにはたまりません。

内藤廣の頭と手』内藤廣
(現在招致中の)東京オリンピックのメインスタジアムコンペの審査員でもあった、建築家・内藤廣のエッセイ。実は彼が設計した建物にはまだ入った事が無いのだが(強いて言えば六本木ミッドタウンの「とらや」だが、あれは建築ではなく内装だろう)彼の建築についての文章には、デザインのフィールドは違えど随分影響を受けている。コンスタントに新刊を見かけるので自分のようなファンが結構いるのでは。

原発をやめる100の理由
皆忘れてしまったのか、それとも「もう終わった。大丈夫だ」と思っているのかという疑問が拭えない原発の現状。「要は金だよ」という声が聞こえてきそうで気が滅入る(金は必要。でも金のために死ぬのは嫌だ)。にわか仕込みの知識は返って足下をすくわれるが、何も変わらない状況があまりにも長く続いている中「あれ?なぜ原発は駄目だったんだっけ?」という理由を再確認するため手に取る。ページをめくれば「ああ、そうだ、そうだった」という事ばかり書いてます。

 

STUDIO MUMBAI : Praxis

9月22日までおこなわれている「スタジオ・ムンバイ展:プラクシス

建築系の展示は久しぶり。
事前に雑誌やチラシに載っていた写真通り、
仮設感のあるスタジオをそのまま再現したような
ワクワクする良い展示でした。

入り口近くにある(おそらく)スタッフ全員の写真。このスタジオの面白さは、スタジオ=設計者だけではなく、大工や石工などの職人も集まって仕事していること。

テーブルの上には、実際に仕事で使ったスケッチと、何かの素材(手に取ってOK)

壁にはプロジェクトごとにまとめられたスケッチや写真がびっしり

素材見本のような建築模型

素材や模型が並べられたきれいな棚(棚自体もおそらく自作)

取っ手の見本?

タイルの原寸見本。屋外展示場には他にも原寸の素材見本が多数

このドアノブもオリジナル

スタジオ・ムンバイ展「プラクシス」
STUDIO MUMBAI : Praxis
会場:ギャラリー間

会期:9月22日(土)まで
開催時間 :11時〜18時(金曜日は19:00まで)
休館日 :日曜・月曜・祝日(9月22日(土・祝)は開館)
入場無料

ニューヨーク(5)Dia:Beacon

いよいよ、この旅の目的の一つである美術館「Dia:Beacon(ディア・ビーコン)」への電車での行き方を紹介します(2011年11月時点の情報

その前に「ディア・ビーコン」とは何かと言えば、ニューヨークから車か電車で約1時間半の街「ビーコン」に「ディア芸術財団」という組織が2003年5月18日にオープンした現代美術館で、ビスケット会社ナビスコの包装紙印刷工場を改修した22,000平方メートルという広大な展示スペースの中、ここでしか展示できないのではないかと思われる巨大な美術作品を見ることができるというのが最大の特長です(さらに詳しい説明が、この方のレポートに丁寧にまとめられていました。通常撮影禁止の内部写真もあります)

 

◎電車での行き方

まず、グランドセントラル駅(Grand Central Station)まで行きます。

Grand Central Station

▲1860年代に完成、1913年に改装・修復した美しい構内

11時開館の美術館に早い時間で行くため、9時45分発のメトロノース鉄道:ポキプシー駅(Poughkeepsie ←ぜんぜん読めない…)行きのハドソンラインに確実に乗りたい。

なので、約1時間前に到着し、電車の往復券とディア・ビーコンの入場券がセットになったチケットを$31.5で購入(自動券売機・窓口どちらでも購入可)。

▲チケット。改札は無く発車後車掌さんに見せて確認

▲電子掲示板で確認。上から二番目の緑が乗るべき電車

とりあえずチケットの確保と電車の確認ができたので、駅地下のフードコートへ。

▲地下も広く趣きあり

朝食はJunior’s Restaurant(←音が出るので注意)へ。ここの店員(オジさん)の接客は日本並にテキパキしてて良かった。

▲ここに限らずサンドイッチは基本的に大きい(iPhoneとサイズ比較)。おいしかった

食事を終え、再び1階に上がりホームへ。駅の構内に比べホームは驚くほど薄暗く汚い(この方のBlog画像より汚い印象でした)上に、何番ホームからの発車か、その電車がどこ行きなのかも分かりづらいので早め行って確認するか、電車に乗る人に聞き確認しましょう。

▲車内。地下鉄とは違いシートは進行方向かその逆を向いた3人掛けと2人掛け

▲ちなみに地下鉄はこんな感じ

▲メトロノースのパンフレット(左・ホーム入り口で取得)とハドソンラインの説明(右・券売機付近で取得)すべての駅が載っているパンフレットは便利で楽しい。ちなみにこのパンフの地図は冊子のちょうど真ん中ページにあり、パッと開くだけですぐ見る事ができる。気配りの効いた良いデザイン

時間が来て出発。はじめは地下、外に出るとハーレム

▲電車でなければ写真は撮れないだろうと思い撮影。過去にもNYに来たことのある妻曰く「随分きれいになった」とのこと

そして電車はハドソン川沿いへ。

これ以後ビーコンまで、ずっとこんな感じの美しい景色が続くので、行きの電車は進行方向左側に座ることをお勧めします。

▲切符確認済としてシートの前に車掌が差し込む紙。下車時はそのまま置いていってOK

 ▲時々停まる駅はこんな感じ(Beacon3つ前のGarrison駅)

そして約1時間半後にBeacon駅に到着。この駅も改札無し(往復切符は帰りの電車内で車掌確認ののち回収)

 ▲駅前の坂。ここを登って右へ(右手に駅とハドソン川)

 ▲振り返って見たビーコン駅

 ▲本当にこの道でいいのだろうか…と不安になるくらいの間隔で立っている看板

美術館に向かう感じの人の後を追って坂を登り、そのまま道なりをひたすら右(右手にハドソン川)へ。

 ▲本当にこの道でいいのだろうか……(この先に美術館出現)

身体感覚で10〜12分くらい歩いた先に美術館とその看板が出現。

 ▲グレーの看板。控えめでいい感じ

 ▲坂を下って入り口へ

 

ついに到着。お付き合いありがとうございました。

左側のカフェ&ショップのレジにて入場券付き切符を見せ正式な入場券と交換、再びカフェを出てもう一つの建物入り口から美術館入場です。

……中に入った瞬間からどーんと目の前にひろがる広大な空間に強いショックを受けました。この旅では有名美術館を色々見て回りましたが、空間という意味ではこのDia:BeaconThe Noguchi Museumが最高かもしれない。

 

 ▲(オマケ)美術館の入場バッジがかわいい。上の丸い部分を曲げ、服の見える所に挟んで入場。上がディア・ビーコン、左がメトロポリタン美術館、右がノイエ・ギャラリー。このバッジを付けていれば当日再入場可の美術館もあるので無くさないよう注意しましょう

 

■Dia:Beacon
3 Beekman Street, Beacon, NY 12508
Tel 845 440 0100

大きな地図で見る

 

つづく。

 

ニューヨーク(2)South Street Seaport

NYに来てまず思ったのは、レンガ造りの建物が多いということ。
おそらくレンガ造りがポピュラーだった時代の建物をそのまま使っているのだと思うが、四角い箱に均等に窓が並ぶ姿はとてもきれいです。

外壁はそのままでも、中はリノベーションしているとのこと。ガイドさんに「その方が安上がりなんですか?」と聞くと、そうではなく、お金をかけてでも意識的に古い町並みを残してるらしい(少なくともPowerhouse Arenaの周辺はそう)。自分の街の何が魅力かをわかっているあたり、文化度高いです。

Powerhouse Arenaを見たあとは再びマンハッタンへ戻り、イースト・リバー沿いにある「サウス・ストリート・シーポート」というショッピングモール的な所でアメリカ初ごはん。平日なのに大賑わい。考えてみれば当たり前だが、国内旅行としてNYに来ている人も多いようだ。

ホットサンドがでかい…。そして「生」のサミュエル・アダムスに涙。

つづく。